《この記事は以下の人向けです》
- 『鬼滅の刃』が好きな人
- 童磨の過去を知りたい人
どうもー、シンヤです！
今回のこの記事では、『【鬼滅の刃】上弦の弐・童磨の悲惨な過去』について書いていきます。
【鬼滅の刃】の鬼殺隊に入隊している人たちの中にはなんらかの壮絶な過去を送ってきている人が多くいますが、鬼殺隊のメンバーだけでなく、鬼殺隊の敵である鬼側にも悲劇と呼べるような壮絶な過去を送ってきた者が数多くいます。
この記事では、【鬼滅の刃】の敵である鬼、十二鬼月の上弦の弐である童磨の過去をピックアップしていきたいと思います。
童磨がどのような経緯で鬼になったのか、や鬼になる前にどんな出来事があったのかなどの過去について書いていきます。
既に原作のマンガを読んで知っているという人も復習のために読んでみてください。
教祖の子供に生まれた童磨
『©吾峠呼世晴／集英社・アニプレックス・ufotable』より引用
童磨は《万世極楽教》という宗教の教祖の夫婦の子供に生まれました。
城橡のような白茶色に近い特徴的な髪色や賢い頭脳を持っていたことから童磨は幼いころから自らの両親に「きっと、神の声が聞こえるはずだ」と言われて、神の声を聞くことができる子供として《万世極楽教》で祭り上げられていました。
神の声が聞ける者として神からの言葉を代弁し、《万世極楽教》の信者たちの悩みを解決する日々を幼いころから送っていたのです。
無神論者になっていく童磨
『©吾峠呼世晴／集英社・アニプレックス・ufotable』より引用
しかし、童磨は少し賢いだけの普通の子供です。
もちろん、神の声など聞けません。
それなのに自分のことを神の声が聞ける者だと思い込み、頼ってくる《万世極楽教》の信者たちを哀れに思っていました。
それでも、神の声が聞けるという設定があるので、賢い童磨は表を取り繕い、演技をして、神の声が聞こえる者としての責務を全うしていたのです。
幼いころから嘘ばかりのそんな生活を送っていく過程で、童磨は無神論者になっていき、喜怒哀楽の感情も次第に薄れていきました。
感情を失っていく童磨
『©吾峠呼世晴／集英社・アニプレックス・ufotable』より引用
童磨の両親は教祖だったのですが、夫の方が信者の女性と浮気をして、妻に刺し殺されています。
妻も浮気した夫を殺した直後に自ら毒を飲み、自殺してしまいました。
残された童磨は悲しむかと思いきや、童磨は死んだ両親を見ても「部屋を汚すな」や「換気しなくちゃ」程度のことしか思いませんでした。
両親が亡くなった頃には童磨は幼いながら感情を完全に失ってしまっていたのです。
童磨が鬼になった理由
『©吾峠呼世晴／集英社・アニプレックス・ufotable』より引用
童磨は教祖だった両親が亡くなってからも、《万世極楽教》を運営し続け、どんな経緯で鬼になったのかは描かれていませんが、20歳の頃に鬼舞辻無惨の手によって鬼になりました。
童磨は《万世極楽教》の信者たちに対して以下のような考えを持っています。
童磨は哀れで気の毒な信者たちを幸せにしてあげたい、助けてあげたいと思い、自分はそのために生まれたのだと思っています。
そして、童磨にとっての信者を救うための方法が、鬼となった自分が喰べてあげることだとかんがえているのです。
童磨は鬼になってからも鬼になる前の記憶を残しています。
鬼の中では珍しいのですが、鬼になってからの童磨の様子からも分かるように童磨はきっと自ら望んで鬼になったんでしょうね。
鬼になってからの童磨
『©吾峠呼世晴／集英社・アニプレックス・ufotable』より引用
鬼になってからの童磨は《万世極楽教》を運営を継続し、信者たちの悩みを解決しつつ、何人かは喰べるという生活を送ります。
その信者の中には嘴平伊之助の母親がいたりしますが、嘴平伊之助の母親と童磨との話は以下の記事にまとめてあります。
《万世極楽教》を運営する以外にも、胡蝶しのぶの姉であり、当時は鬼殺隊の花柱だった胡蝶カナエを戦闘の末殺害していますし、十二鬼月の上弦の陸である妓夫太郎と堕姫がまだ人間だった頃に瀕し状態だった二人を鬼に勧誘しています。
童磨は【鬼滅の刃】の中で最も多くのキャラクターたちの人生に影響を与え、恨まれているキャラクターですね。
童磨の過去について描かれている原作マンガの巻
童磨の過去については原作マンガの第17巻で詳しく描かれています。
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